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【気になる話題】スイス銀行の意味と由来

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スイス銀行とはどういう意味で、どんな由来から使われる様になったのだろうか?

何時のことからか「スイス銀行」という呼称が一般名詞として定着をしてしまった様である。

現在、スイスには「スイス銀行」なる名称の銀行は存在していないが、1998年にスイスユニオン銀行(Union Bank of Switzerland)に吸収合併される迄は、スイス銀行(Swiss Bank Corporation)という名称の銀行が確かに存在していた。

しかし、この銀行は今の「スイス銀行」とは全く関係はない。

今、一般的に使われている「スイス銀行」を無理矢理に定義すると、「スイスでプライベート・バンキング・サービスを提供する銀行の総称」と言うことの様である。つまり「スイスのプライベート・バンク」と言うことの様である。

ちなみに「スイス銀行」(スイスのプライベート・バンク)には大まかにして3っつに分類できる。

一つ目には主には融資などの一般的な銀行業務を中心に行っている銀行とそのグループである。これにはクレディ・スイスや前述のスイスユニオン銀行等の大手の銀行があたる。

これらの銀行は株式を世界中の取引所で上場をしており資本的にもかなり大規模であるため、子会社として専業のプライベートバンクを傘下に収めている。クラリデンやバンクロイなどがそれにあたる。

二つ目にはプライベートバンク専業の独立系としてサービスを行っている株式形態の銀行である。これにはジュリアスベアなどが該当する。このジュリアスベアの株式は公開されており、スイスの証券取引所で日々売買されている。


三つ目はプライベートバンク専業の独立系としてサービスを行っているが、株式形態の組織でなく無全責任のパートナーシップにより経営されているスイスに現存しているかなり特殊な形態のプライベートバンクである。

株式形態の銀行との大きな違いは、銀行の所有者と経営者が同じ人間であると言う点と、経営に対して個人的に無限責任を負っている点である。これらの銀行にはジュネーブのピクテ、ロンバーオーディエ、ミラボー、ボーディエの大手4行に加えて他9行がスイスに存在をしている。

つまり、最近「スイス銀行」と言った場合には、これら3つのタイプのプライベートバンクの総称として使われることが多い様である。

「スイス銀行」と言う呼称をこういった意味で初めて使ったのは、2003年に出版された、スイスのあるプライベート・バンクでの口座開設の体験を語った本であったと記憶している。

内容的には、失礼ながらお粗末な内容の体験本ではあったが、この本のタイトルで使われた「スイス銀行」という呼称だけは一人歩きして、一般的に普及した、と言うことのようである。◆

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