【気になる投資】 「アメリカの生命保険転売市場での投資」ライフセトルメント投資(NEW!)
2012.10.18 投資関連
≡INVESTMENT NEWS
「注目を浴びる代替投資『ライフセトルメント』の新しい動向」
(注)この情報はあくまでも一般的な情報提供を目的にしており、特定の商品についての募集、勧誘、媒介を目的にしたものではありません。実際に投資を行う 際には銀行、証券会社などにご相談ください。
ライフセトルメントとは?
ライフ・セトルメント(Life Settlement)というものをご存じでしょうか。
日本では認められていないこともあり、あまり馴染みがない言葉かもしれませんがこれは米国において生命保険金を生前に受け取る事が出来る仕組みの事です。
簡単に説明をすると「契約をしている生命保険を、被保険者が死亡する前に、 契約をしている生命保険会社以外の第三者に売却をして生前に現金化をする」 ということになります。
この仕組みは自身が受け取れる生命保険金を死亡してからではなく生前に受け取り、入院、治療生活などの費用に充てたいというニーズから発展を遂げた物です。1980年代に後天性免疫不全症候群(エイズ)が流行 した際にHIV感染者がこれを活用するなどして注目されました。
投資家が買うことによって現金化
そして、これらの保険を投資目的である会社や個人が投資として購入するのは通常は保険の契約者である個人から購入をすることになります。これはセカンダリー市場または第2次市場での購入言うことなるわけです。
そして購入した投資家は通常毎年保険料を支払い続け、被保険者が無くなった場合に保険金を受け取り現金化します。
生命保険は途中解約をした場合に戻ってくる金額は低く、場合によっては被保険者が死ぬまでほとんど価値のない保険証券を、投資家が購入するわけですから、保険金額からかなり安い値段で購入し、かつ保険料を支払い続けて被保険者が死亡した際に保険金を満額で受け取ることによりその差額を収益として獲得する、と言う事になります。
ちなみにウォーレン・バフェットは既に1,000億円相当の保険を購入しているともいわれています。
不景気な時代のライフセトルメント投資の妙味
2008年以降アメリカでも金融危機の影響を受け、多くの家庭においてその資産が目減りしました。
これは保有資産を担保にして借り入れをする多くのアメリカ人にとっては死活問題なのです。資産価値が目減りすることにより、借り入れが減少し手元の資金が少なくなることを意味するからです。
この様に手元の資金が少なくなり、家庭のバランスシートを見直さなければならない状況下において、保有している生命保険の見直しに着手するアメリカ人が増加している現実があります。
また多くの不良債権を抱えるアメリカの金融機関は、現在も大幅に貸し出しを抑制しているため、こういったライフセトルメント市場において、借り入れによって投資を行う参加者の数も大幅に減少している状況です。
つまり、ライフセトルメント市場では「多くの売り手」と「少ない買い手」という状況、つまり買い手が主導権をとる「買い手市場」となっているのが実情なのです。
アメリカのこれらのライフセトルメントを取り扱う専門業者によると金融危機以前と比較をすると年利で5%以上も利回りが上がっていると言うことのようです。
この様にこの市場には絶好の収益機会が存在しているのです。
ライフセトルメントのリスク
ちなみにこのライフセトルメント投資においてのリスクはいったいどの様な物があるのでしょうか?
次回はこのライフセトルメントのリスクについてを説明をしましょう。◆


