不動産投資の現実①

Posted on May 28, 2004

さて今回は、

「なぜ私募不動産ファンドに投資することが有効か」

を、お話します。

■■■■■■■■【ある投資家Aさんの場合】■■■■■■■■

 会社員であるAさんは、最近書店でよく見かける
「不動産投資で不労所得を」といった類のノウハウ本を購入、
「会社に頼らず生きる」スタートを切る決心をしました。

 これまでも株式、外貨預金などに積極的に投資してきましたし、
分散投資の意味でもポートフォリオに不動産を加えたいと思っていました。

■■■■■■■■【ポートフォリオ】■■■■■■■■

 Aさんの総資産は1億円弱でした。流動性等を考えると、
不動産への投資はマックス10%と考えました。
総資産の10%、1,000万円で不動産を探す事にしました。

 不動産仲介会社に何社か相談してみましたが、
出てくる物件は築20年近く経った都心のワンルームマンションばかりでした。

 利回りも表面で7〜8%のものが殆どです。

 固定資産税、管理費や修繕積立金等を差し引いた実質利回りは
5%程度でした。この低金利ですから、悪くない利回りです。

■■■■■■■■【情報源へのアクセスありますか?】■■■■■■■■

ここまでの話で、「悪くない」と思われた方も多いと思います。

 すでに「ワンルームマンションを数室持っている」という方も
いらっしゃるかもしれません。

 しかし、不動産業界にはもっと利回りのいい物件が多く存在しています。

 ただ、利回りのいい物件は我々一般の顧客のところには
たどり着きません。その前に業者間で売買されてしまうのです。

 もちろん仲介だけをやっている業者も沢山いますが、
「大家さん業」を兼業している業者も少なくありません。

■■■■■■■■【不動産投資の難しさ】■■■■■■■■

 少々、大袈裟に聞こえるかもしれませんが、優良な物件の情報は
殆ど表に出てこないのです。

 この他にも物件の評価方法、購入手続きの複雑さや
市場の非効率性など多くの難しさが不動産投資にはあり、
かなりの経験とスキルが必要です。

 その難しさについては次回以降もお話していきますが、

「大吟醸 シリーズⅠ」 (は、そうした難しさを全て引き受け、
投資家の方に還元する商品です。◆

(次回に続く)




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